レッドブルが、2016年に“タグ・ホイヤー”のバッチをつけたエンジンを搭載するとの噂が浮上している。ルノーとの契約解消を望んだレッドブルだが、フェラーリ、メルセデス、ホンダからエンジン供給を断られ、結局に2016年もルノーのエンジンを継続することになるとみられている。しかし、タイトルスポンサーを務めていたインフィニティとの契約は終了するとされ、ルノーおよびインフィニティとさらに距離を置くために“Nissan F1”のバッチがつけられる可能性があると報じられている。
だが、ここにきて、そのエンジンには“タグ・ホイヤー”のバッチがつくとの説が浮上した。タグ・ホイヤーは、30年にわたってマクラーレンのスポンサーを務めてきたが、今年で終了。2016年からはレッドブルと契約することが明らかになっている。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「ロン・デニスはあまり満足しないだろうね」とアブダビで述べていた。ロン・デニスとクリスチャン・ホーナーの緊張関係は、最近のF1委員会でも明らかになっており、ロン・デニスは「いい加減にしろ」とクリスチャン・ホーナーに言い放ったとも噂されている。ロン・デニスは「クリスチャンが現在経験していることは自業自得だ」と Sky に語った。関連:・レッドブル、2016年は“Nissan F1”バッチのエンジンで参戦?・マクラーレン、タグ・ホイヤーとのスポンサー契約が終了