レッドブルは、F1撤退の可能性を排除していないとヘルムート・マルコが警告した。 先日のF1オーストリアGP開催時にはチームオーナーのディートリッヒ・マテシッツが同じような警告を発していた。 ヘルムート・マルコ「夏休み前に決断が下される予定だ」と Speed Week に述べた。
先週、エンジンサプライヤーのルノーと重要な開発会議が行われ、レッドブルから将来についての発表があるのではないかと見られていた。 レッドブルの戦略は最新の動力計テストの結果次第だと見られてきたが、ヘルムート・マルコは「問題が起こったため、ヴィリーのテストが2日間にわたって実施できず、ルノーはデータを揃えることができなかった」と明かした。 レッドブルの要請による開発には高名なエンジニアのマリオ・イリエンが関与している。 ヘルムート・マルコは「我々がF1を継続するかどうか、いかに継続するかについての決断は夏休み前に下されなくてはならない」とコメント。 「我々は開発の方向性やどういったパフォーマンスが期待されるかをはっきりさせなくてはならない」 一つはっきりしているのはレッドブルとルノーの関係が今も緊迫していること。ヘルムート・マルコは「これ以上約束は必要ない。結果が欲しいのだ」と認めた。
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