レッドブルは、セバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソがトレードされるという噂を否定した。Sport Bild は、フェラーリに不満を抱えるフェルナンド・アロンソが、セバスチャン・ベッテルと“トレード”でレッドブルに加入する可能性があると報じていた。だが、セバスチャン・ベッテルは、即座にこれを否定。「何も新しいことなんてないよ。僕にはレッドブルとの契約があるし、自分の居場所に満足している」と述べた。
しかし、それ以前の報道では、すでにトレード契約が成立し、16(火)に発表される見通しだとされていた。レッドブルのヘルムート・マルコは「アロンソがレッドブルに来ることは完全にない」と述べた。レッドブルのセバスチャン・ベッテルへのコメットメントが揺らいでいないことを示す兆候として、2014年にセバスチャン・ベッテルがこれだけ落胆のシーズンを過ごしながらも、チームメイトのダニエル・リカルドからのチームオーダーの要請に対して、ヘルムート・マルコが、応じるつもりはないと主張していることが挙げられる。ヘルムート・マルコは「我々にはチームオーダーなどないし、これからもなされることはない」と明言した。「もしセバスチャンが勝利できるなら、ダニエルが彼の後ろにいようがいまいが、彼にはそれが許されている。それが我々の哲学だ」と続けた。セバスチャン・ベッテルが、謎のハンドリングの問題に悩まされる中、F1シンガポールGPでは、今季4つ目となる新たなシャシー投入が投入される。「チームにとってセバスチャンは重要な存在であり、ポテンシャルをフルに発揮させないではいられない」また、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは「あまり大きな声で言うつもりはないが、シンガポールではセバスチャンが勝つと感じる」と述べている。
全文を読む