レッドブルは、フォルクスワーゲンをF1に誘い込もうとしているとの報道を否定した。先週、レッドブルのヘルムート・マルコは、オーストリアGPでルノーを評価して“将来のエンジンパートナーを決定する”とし、「フォルクスワーゲンは、すでにF1テクロノジーと類似したエンジンで他のレースシリーズにいる」と Sport Bild に述べた。
しかし、ヘルムート・マルコは、レッドブルがルノーに不満を抱いていることは認めつつも、フォルクスワーゲンの報道については否定した。「あれは(報道)は完全な悪ふざけだった」とヘルムート・マルコは Die Welt に述べた。「我々のゴールは、オーストリアGPで最初の評価をするためにルノーと働くことだ。データをテーブルに並べ、2015年に継続する開発プランを作成するか、できるだけ早く現在の状況を改善した方がいいかを見極める。それが現実だ」しかし、ヘルムート・マルコは、2014年のルノーの状況への失望を隠さない。「我々だけでなく、ルノーエンジンの他チームにも大きな問題がある」また、レッドブルがルノーに損失額を請求するとの報道もヘルムート・マルコは否定した。「ナンセンスだ」とヘルムート・マルコはコメント。「我々は誰も訴えてはいない。特にルノーはね。我々はエンジンの欠点を嘆いているだけだ」「我々の見解では、ルノーがプレシーズンテストで劇的に損失に取り組むことがあまりに遅かったことにも不満を抱いている」ヘルムート・マルコは、冬の危機からルノーの状況が著しく良くなっていることを認めるが、決して満足はしていないと述べた。「十分ではない。我々には勝てる能力が必要だ。まさにそれが我々がルノーと目指しているゴールだ」
全文を読む