キミ・ライコネンは、息子のロビンが12歳になるまで、モータースポーツキャリアという観点でドライビングの才能を評価することはないと語る。2007年のF1ワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンは、今シーズン限りでF1を引退するという憶測が高まっている。
10月で42歳になるキミ・ライコネンは、アルファロメオF1のチームメイトであるアントニオ・ジョビナッツィと同じく、今季まで1ポイントしか獲得できていない。キミ・ライコネンが引退を決断した場合、今後数年の彼の焦点は、息子ロビンが彼に続いてF1を目指すかどうかになるかもしれない。2006年に1度目の引退をしてライコネンの加入前にフェラーリでF1ドライバーを務めていたミハエル・シューマッハは、息子であるミック・シューマッハをモータースポーツの世界へと導いた。しかし、キミ・ライコネンは、ロビンの可能性を検討するまでにはさらに6年かかると語る。それまでは、娘のリアーナと一緒に楽しむためにカートを楽しすることを望んでいる。将来、第2のライコネンをF1で見ることができるかと質問されたキミ・ライコネンは「まだそこまでは行きたくない。現在、彼はゴーカートを熱心に運転しているし、エンジンがついたいろんなものを愛している」と Sport1 に語った。「彼は午後を丸ごとラップに費やすことがあるけど、何か他のことをしたいと感じていれば、それよりも少ないこともある」「同じことが娘にも当てはまる。娘もゆっくりと動くものに興味を持ち始めている」「それが何であれ、彼らが楽しむものは何でも奨励するだろう。何も強制はしない」ロビンが才能を示していると質問されたキミ・ライコネンは「まだそういう風には見ていない。彼は6歳だ。まずは自分がやっていることを楽しむ必要がある」と答えた。「サッカーや他のスポーツになるかもしれない。彼が12歳になるまでは才能について考えるべきではないと思う」キミ・ライコネンは、今シーズン以降の自身の将来についてまだ決心していないと主張している。最近の報告では同胞のバルテリ・ボッタスがアルファロメオF1のシートにリンクされている。「正直なところ、まだ分からない」とキミ・ライコネンは語った。「でも、それは昨年のこの時期も同じだった。どうなるか見てみよう。やめることを決断したら、誰がそのマシンを運転するかは気にしない(笑)。それはもう僕の問題ではない」
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