キミ・ライコネンにとって2020年のF1世界選手権が最後のシーズンになる兆候が強くなってきている。2007年のF1ワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンは、フェラーリのF1エンジンを搭載するアルファロメオのマシンと格闘している。F1スペインGPでは今シーズン初めてQ2に進出したが、今のところまだポイントを獲得できていない。
GTレーシングでフェラーリと関りがあり、キミ・ライコネンの長年の友人ドライバーであるトニ・バイランダーは、ライコネンのモチベーションが下がっていることを認める。「彼は自分にとって非常に重要なものでない限り、F1にいることはだろうと何度も言っている」とトニ・バイランダーは C More に語った。「だが、今の彼は困難な状況にいる。後方を走り、ラティフィやラッセルと戦っている。それはキミにあまりモチベーションを与えるものではない。ここでは難しいことだ」「ポイントを獲得して予選で戦うことができれば、キミは非常にモチベーションを高めて次のシーズンに向けて頑張るだろう。だが、今は少し異なる視点から物事を評価しなければならない」だが、トニ・バイランダーは、キミ・ライコネンが公の場で自分の将来について公然と示すことはないだろうと語る。「キミはF1の怪鳥だ。通常、キミくらいステータスのドライバーは正しい解決策と他の人がそれをどう思うかを疑問に思うものだ。だが、キミはまったくそのようには考えていない」「彼は自分自身で決断する。彼が最初に相談するのはおそらく(妻の)ミントゥだ」ただ、トニ・バイランダーは、キミ・ライコネンがシーズン途中でやめることはないと考えている。「いいや、キミはそんなことしない。彼はプロであり、合意されたものを全うする。タオルをリングに投げ込むことはフィンランド人のキャラクターの一部ではない」「しかし、キミがひどく欲求不満だということを知っている。そこが問題だ。トンネルの先に光がまったく見えなければ、モチベーションを掘り起こすのは困難だ」
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