2019年にザウバーへの移籍が決定したキミ・ライコネンは、F1キャリアを終えた後、ザウバーの株式を購入してマネジメントに携わるのではないかと報じられている。フェラーリは9月11日(火)にキミ・ライコネンに代えてシャルル・ルクレールを2019年のドライバーとして起用することを発表。
フェラーリから押し出されるカタチとなったキミ・ライコネンだが、2001年にF1キャリアをスタートしたザウバーと2年契約を結び、少なくとも2020年まで現役を続行することになった。元ザウバーのオーナーでチーム設立者のペーター・ザウバーは「モンツァですでにこの可能性について耳にしていた」と Blick にコメント。「これはチームとファンにとって大きな出来事だ」ペーター・ザウバーは、アルファロメオとのアライアンス、フレデリック・バスール率いる新しい経営陣が、キミ・ライコネンに加入を納得させたと考えている。「1年前であれば、おそらく彼はこのステップを踏むことはなかっただろう」とペーター・ザウバーは語った。キミ・ライコネンは、ザウバーとの契約が終了する2020年には41歳になっているが、同郷のF1ドライバーであるミカ・サロは「18歳の男がそこにいる」と語る。また、ミカ・サロは、年齢は別にしてもキミ・ライコネンの加入はザウバーにとって良いことだと考えている。「F1はビジネスだし、キミの名前はスポンサー、財源、より優れた財政基盤をもたらすだろう。ザウバーにとっては大きな契約だ」とミカ・サロはコメント。また、ザウバーへの加入はキミ・ライコネンにとってもうまくいくだろうと語る。「期待はあまりたくはないし、彼はプレッシャーなくレースができるだろう」とミカ・サロは C More にコメント。「おそらく彼はもう少しリラックしてドライブすることができるだろう」「ザウバーの株式買収のようなキミにまつわるいくつかの話もある。私の意見では、これは単なるドライビング以上のものだ」