キミ・ライコネンは、フェラーリが今年のチャンピオンを獲得する望みは何も失っていないが、今後はもっと良い仕事をしていかなければならないと認める。フェラーリは開幕3戦で大きなポテンシャルを示したが、またメルセデスを倒していない。ニコ・ロズベルグは、開幕3連勝でタイトルに向けて大きなリードを築いたが、キミ・ライコネンはフェラーリが良い仕事をしていけば、まだ全ては可能だと考えている。
「まだシーズンは3戦しか終わっていない」とキミ・ライコネンはコメント。「もちろん、多くのことが起こり得るし、確実に多くのことが起こっていくだろう」「とにかく僕たちは出来る限り多くのポイントを獲得していかなければならないし、どのレースでも問題があってはいけない。彼らの前にいくためにトライしなければならない」「スピード面ではそれほど悪くないと思う。特に(中国の)予選ではミスがなければ、僕たちは常に彼に非常に近いスピードを持っていた」「少なくともここで僕たちは近づいたと思う。少なくとも僕に関してはね。でも、クリーンなレースができず、彼らがそれをやったら、彼らを倒す方法はない」キミ・ライコネンは、状況はレース毎に変動すると考えており、フェラーリの鍵はレース週末でそこを整えていくことにあると考えている。「僕たちがここよりも強いサーキットはあるだろうし、彼らが強いときもあるだろう。でも、重要なのはクルマとパッケージ全体を改善していくことだ。そうすれば、僕たちは強いレースができるし、彼らと戦ってレースに勝てるかもしれない」「でも、僕たちは状況をきとんとまとめる必要がある。僕たちに問題があれば、それはチャンピオンシップで助けにならない。彼が3勝したのは、他にとっては理想的ではないが、彼にとっては理想的だ。でも、彼はそれに値するし、僕たちはとにかくもっと良い仕事をしていかなければならない」