フェルナンド・アロンソのフェラーリ離脱が決定的とされるなか、チームメイトのキミ・ライコネンは、2015年もフェラーリに残留すると主張している。フェラーリの会長を辞任したルカ・ディ・モンテゼーモロは、フェルナンド・アロンソがフェラーリを離れるつもりであることを認めている。ルカ・ディ・モンテゼーモロは、フェルナンド・アロンソが離脱する理由のひとつとして“再び勝利するのを待てない年齢にきていることだ”ことを挙げた。
だが、フェラーリの新社長に就任したセルジオ・マルキオンネは、2015年もフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンがペアを組むと主張している。「手段は問わない。失敗するかもしれないが、我々に失うものなどないだろう? リスクを冒そうではないか」とセルジオ・マルキオンネは Autocar に述べた。レッドブルを離れる決断をしたセバスチャン・ベッテルは、フェラーリ移籍が濃厚だとみられているが、フェラーリは、セバスチャン・ベッテルの加入も、フェルナンド・アロンソの離脱も発表していない。フェラーリのスポークスマンは「ニュースはなにもありません。報告するような新しいものはありません」と AS に述べた。今年、フェラーリ F14Tで苦戦を強いられているキミ・ライコネンは、アロンソよりも年上だが、少なくとも2015年、さらにはそれより長くフェラーリに留まる「僕には来年、そして、おそらくもう一年間の契約がある」とキミ・ライコネンは CNN に述べた。