ベルギーGPでは、雨が災いし、あと一歩のところで優勝を逃したキミ・ライコネン。フェラーリティフォシのメッカでのレース、そして残りのシーズンに向けて、ライコネンは決して諦めることなくレースに挑む。キミ・ライコネン (フェラーリ)スパは求めていた結果ではなかったのは間違いない。でも、タイトルのための戦いに戻れたことは良かった。最終的にマシンは望みどおりの感覚だったし、スパのサーキットは、まさにF1レースで最も美しいトラックだね。
僕はセカンドローから良いスタートを切って、すぐに勝利のために戦えたのは素晴らしかった。僕は前の2人のドライバーをオーバーテイクし、そのあと僕は、状況をコントロールして、自分のレースをすることができた。結局、僕はほんの2周、ほんの4分で週末のゴールを逃した。雨の中でドライブするのは本当に難しかった。最終スティントの始まりから、ハードコンパウンドにいくつか問題が生じていたし、雨はまったく助けにならなかった。サーキットは極度にスリッパリーで、ずっとスライドしていた。リードを取り戻したけど、そのあとウォールに衝突して、お手上げだった。まさにバレンシアのときのように、ピットに歩いて戻らなければならなかったけど、今回はスペインと違って、本当に最後まで勝利のために戦っていた。ベルギーに来た時のただひとつゴールは勝利だった。ただレースに勝ちたかったし、他のどんなことも僕にとっては十分ではなかった。それはライバルがギャップを広げることを意味するからね。今、不満はない。僕はベストを尽くしたけど十分ではなかった。このようなことは起こることだ。起こったことについて心配はしていないし、諦めてはいない。最後まで戦うつもりだ。ポイントはシーズンの最後にカウントされる。まだ5レースある。実際のポジションは理想的ではないけど、何度も言ってきたように、僕は簡単に諦める男ではない。僕たちはすぐにイタリアGPのためにサーキットに戻る。モンツァはフェラーリティフォーシのメッカだし、フィンランドのファンもたくさんいると思う。1年で最も高速なトラックだから、そこへ行くのが楽しみだよ。クルマを信用できることはわかっているし、思ったように走ってくれる。去年は土曜日の午前にひどい事故をしてしまった。壁に激突して、その衝撃はとてつもなかったよ。シーズンで一番厳しい週末だったね。スパの前にこのトラックでとても生産的なテストをすることができた。F2008は本当にコンペティティブだと思う。予選の後、それが十分だったのかが分かるだろう。チームのためにもファンのためにも、勝つために全力を尽くすつもりだ。今回はフェラーリのホームレースだし、初めてイタリアGPに勝つことが出来れば最高だろうね。失うものは何もないから、ベストを尽すつもりだ。開催日程:イタリアGP
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