キミ・ライコネンは、フランスGPで、走行中にエキゾーストパイプが折れるというアクシデントに見舞われた。ポールポジションからスタートし、快調に2位との差を広げていったライコネン。しかし、中盤、エキゾーストパイプが折れるというアクシデントに見舞われた。それが原因でタイムが伸びず、2位を走るフェリペ・マッサにポジションを明け渡すこととなった。
終盤は持ち直し、なんとか2位の座を守ったライコネンだが、マシンのエンジンカバー周辺は焼け焦げ、大きな穴が開くほどの損傷を受けていた。運が悪ければ、リタイアの可能性もあったトラブルだ。ハミルトンがノーポイントに終わったため、ドライバーズランキングで3位に浮上したライコネン。ここ最近、運に見放されてはいるが、トラブルまでは素晴らしい走りを見せていたたけに、これからの巻き返しに期待したい。