ポルシェ ジャパンは、マカンSおよびマカン ターボの予約受注を2月1日(土)より全国のポルシェ正規販売店にて開始する。価格は、マカンSが719万円、マカン ターボが997万円(税込)。マカンは、ポルシェの象徴であるハンドリング特性、最高の加速性能とブレーキング性能、圧倒的なパワー、極めて高い俊敏性、最適なステアリング精度を備えつつ、高い快適性と実用性を誇るコンパクトSUVモデル。
マカンS には、最高出力340 PS(250 kW)を発生する3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンが搭載され、電子制御式のマルチプレートクラッチによるアクティブ4WDシステムも備わる。この4WDシステムは、マカンの全モデルに標準装備。7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)は、駆動力を途切れさせることなく必要なエンジンパワーを伝達する。マカン ターボ は、コンパクトSUVセグメントの中で最もパワフルな車となる。3.6リッターV型6気筒ツインターボエンジンは、400 PS(294 kW)を発生し、静止状態から100 km/hまで車を4.8秒で加速させる。スポーツクロノパッケージを装着すると、このタイムがさらに4.6秒にまで短縮される。最高速度が266 km/hであるにもかかわらず、マカン ターボの燃料消費量(NEDC)はわずか8.9リッター/ 100 km、CO2排出量は208g/km。ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)に含まれるアクティブ制御による4WDシステムは、マカンの全モデルに標準搭載される。オプションとしてドライビングダイナミクスとアクティブセーフティを向上させるために、マカン専用のセッティングが施されたポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)が設定されている。また、マカンにはコンパクトSUVセグメントでは唯一、エアサスペンションがオプションとして用意されている。マカンの大きな特徴でありSUVとしては異例のサイズが異なるフロントとリアタイヤはそのスポーツカーらしいルックスを引き立てるだけでなく、卓越した走行性能に重要な役割を担っている。ワイドなリアタイヤがトラクションと安定性の向上をもたらし、リアより細いフロントタイヤによりスポーティで正確ハンドリングを実現し、車の俊敏性も高めている。ポルシェ マカンは、コンパクトSUVセグメント初のスポーツカーであることが、ひと目ではっきりと分かる。多くのデザイン要素は、ポルシェの他のスポーツカーから引き継がれ、マカンのために手が加えられた。止まっているときでさえも、ポルシェのスポーツカーから取り入れられたデザインディテールが、マカンのパフォーマンスを感じさせる。サイドウインドウのグラフィックスと、ポルシェがフライラインと呼ぶリアエンドに向かって傾斜するルーフラインには、911との明らかな共通点が見られる。リアフェンダーも、911と同じく柔らかい輪郭を備えている。マカンは、918スパイダーからもポルシェのデザイン遺伝子を受け継いでいる。例えばヘッドライトの基本形状は918スパイダーをベースにしている。さらに、前後ドア下端のサイドブレードは、ハイブリッドスーパースポーツカーの下部ドアシームを思い出させる。マカンに標準装備されるマルチファンクションスポーツステアリングホイールは、918スパイダーをベースにしながら新たにデザインされた。
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