2019年のF1世界選手権 第16戦 ロシアGPの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。
ピレリは、ソチ・オートドロームにC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という3種類のコンパウンドを選択。レースではC2とC3のいずれか1セットを使用されなければならない。また、C4は予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。トップ3チームではメルセデスがソフトタイヤを全チームで最も少ない8セットのみの選択。ドライバー間で選択を分け、ルイス・ハミルトンがミディアムを最多の4セット持つことになる。フェラーリとレッドブル・ホンダは同じ選択となり、ハード×1、ミディアム×3、ソフト×9となっている。トロロッソ・ホンダも同じセット数を選択している。ルノー、ハース、レーシングポイント、アルファロメオはソフトを10セットとソフト重視の選択をしている。