ピレリのF1責任者を務めるマリオ・イゾラは、ハースF1チームはタイヤを批判するのではなく、自分たちのシャシーを見直すべきだと語る。ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、“タイヤが選手権を支配している”としてピレリの2019年のF1タイヤを批判している。
「我々はタイヤが機能するかどうかについて常に話をするべきではない。興味深いことだが、『タイヤを機能させられたか?』と質問されて『そうだね、僕は速かった』『機能させられなかったので遅かった』というのはF1でない」「我々はクルマを開発するために何百万もの資金を費やしているが、タイヤのウイインドウ外にあれば、しっかりと走ることすらできない」「ピレリだけを非難しているのではない。タイヤを機能させられているチームもいるので我々のせいでもある」「だが、一般的にこれは正しいことではない。レース後に『タイヤが機能したかどうか?』について話すべきではない」しかし、ピレリはハースの苦情に対してあまり同情はしていないようだ。マリオ・イゾラは、ハースF1チームはタイヤ問題の矛先を自分たちのシャシーに向けるべきだと語る。「彼らのシャーシに関連していることなので、私が判断するのが難しいと思う」とマリオ・イゾラは Championat にコメント。「彼らは予選では速いが、レースではタイヤの温度が下がり、同じスピードを維持することはできていない」「ラバーはもともと高温で最も効果的に機能するように設計されているので、彼らはラバーにもっと強い負荷をかける方法を見つける必要がある」
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