ピレリは、2016年F1シーズン開幕戦 オーストラリアGPでの各ドライバーのタイヤ選択を明らかにした。今年から新しいレギュレーションが導入され、ピレリは1レースにつき3種類のコンパウンドを用意。チームとドライバーにはタイヤ選択の自由が与えられ、各ドライバーに割り当てられる13セット中10セットはどのコンパウンドをいくつ持ち込むかを決めることができる。
2015年には1ストップ戦略が多く見られており、今回のレギュレーション変更はレースにスパイスを加えることを意図している。シーズン開幕戦オーストラリアGPに持ち込まれるタイヤはミディアム、ソフト、スーパーソフトの3種類。ピレリはこのうち2種類をレースで必須のコンパウンドに指定している。 注目すべきは2人のドライバーでタイヤ選択が異なっているチームがある点。メルセデスのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグはミディアムとソフトで異なるセット数を設定している。その他にドライバー間のタイヤ選択が異なるのはザウバーとハースのみとなっている。また、メルセデスとフェラーリが同じ数のスーパーソフトを選んだ一方、ミディアムについては1セットか2セットが主流となっているが、マノーの両ドライバーだけが4セットを配分している。ピレリは、ファンに向けて全ドライバーの決定内容をTwitterでも公開している。 「これがオーストラリアGPで各ドライバーが選んだタイヤだ!」
全文を読む