ピレリが発表した2013年開幕4戦のタイヤ選択に驚きの声が挙がっている。ピレリは、開幕戦オーストラリアGPスーパーソフトとミディアムを持ち込むことを発表。昨年はソフトとミディアムが供給されていた。「この(スーパーソフト)タイヤは、グリップ力は大きいが、寿命は短い」と O Estado de Sao Paulo の記者リビオ・オリッキオは驚きを表明。
実際、ピレリ自身も「メルボルンで行われるグランプリにレンジ中最もソフトなコンパウンドが選択されたのは初めてになります」と述べている。「隣り合っていないコンパウンドの組み合わせは、戦略を有効に活用するマシン間の性能さを明確なものにするでしょう」とピレリは声明の中で付け加えた。また、4月のバーレーンGPのタイヤ選択も変更。2012年はソフトとミディアムだったが、2013年はハードとソフトが持ち込まれる。これについてポール・ヘンベリーは、チームらがこれまで学習してきたピレリタイヤに対する知識をかき乱すためのアイデアだと述べた。「昨シーズンの中頃までにチーム側が我々のコンパウンドにいささか適応しすぎてしまっていたことがわかった」とポール・ヘンベリーは Speed Week に述べた。「そのためFIAとの緊密な協議により、タスクをより困難なものにした」関連:・ピレリ、2013年F1開幕4戦のタイヤコンパウンドを発表 - 2013年2月14日
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