ピレリは、F1日本GPとF1韓国GPに持ち込むタイヤコンパウンドを発表。2つのレースで異なるアプローチを採ることに決定した。F1日本GPが開催される鈴鹿サーキットは、スプーンや130Rなどの高速コーナーによりタイヤに厳しい。そのためピレリは、ミディアムとソフトのコンパウンドを持ち込むことを決定した。
F1韓国GPは、鈴鹿に比べて低速で路面のグリップが低いこともあり、ピレリはスーパーソフトとソフトの組み合わせを選択した。この組みわせは、モナコ、カナダ、ハンガリー、そしてシンガポールで使用されるものだ。ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは「利用できるあらゆるデータを注意深く分析し、それぞれのサーキット特性に最も適していると考えられる選択にいきついた」とコメント。「鈴鹿は以前にGPレーシングやモーターバイクで競争をしていたトラックであるが、韓国は大半の人々がまだ学んでいるサーキットだ。それでも、我々は先進のシミュレーター技術からの恩恵を受け、以前に見たこともないトラックでさせ各タイヤの挙動をほぼ予測できるようになった」「スーパーソフトのエクストラのパフォーマンスは我々のレンジの中で最もダイナミックなものであり、観光の戦略において重要な部分となるだろう。その前の日本で使用されるミディアムとソフトのコンパウンドは我々のホームグランプリであるイタリアで見られたものであり、かなりエキサイティングなレースを生んだ」2011年 F1 タイヤコンパウンド開幕戦 オーストラリアGP ソフト&ハード第2戦 マレーシアGP ソフト&ハード第3戦 中国GP ソフト&ハード第4戦 トルコGP ソフト&ハード第5戦 スペインGP ソフト&ハード第6戦 モナコGP スーパーソフト&ソフト第7戦 カナダGP スーパーソフト&ソフト第8戦 ヨーロッパGP スーパーソフト&ミディアム第9戦 イギリスGP ソフト&ハード第10戦 ドイツGP ソフト&ミディアム第11戦 ハンガリーGP スーパーソフト&ソフト第12戦 ベルギーGP ソフト&ミディアム第13戦 イタリアGP ソフト&ミディアム第14戦 インガポールGP スーパーソフト&ソフト第15戦 日本GP ソフト&ミディアム第16戦 韓国GP スーパーソフト&ソフト
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