アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、2021年 第21戦 F1サウジアラビアGPへの意気込みを語った。「前回までの3連戦は、予選ではメキシコで5番手、ブラジルとカタールで4番手と、力強いパフォーマンスを見せられて、僕たちは上手くやれたと思う。レースでも、タイヤが序盤で消耗してマシンが上手く合わなかったカタールを除けば、いい戦いができていた」とピエール・ガスリー。
「もちろん、チームとして原因を学び、過ちを繰り返さないで済むことを願っている。カタールでアルピーヌが好結果を残したことで、残念ながらチャンピオンシップで順位を上げるのは厳しくなってしまった。ただ、フロントロースタートは、日本のスーパーフォーミュラに参戦していた2017年以来で素晴らしい気分だったし、隣にルイス(ハミルトン/メルセデス)がいる光景はとてもクールだった。今後、こうした光景を増やすことができればと思う。前回のグリッドは他車のペナルティーによるものではあったけど、今季はそれに近い位置まで自力で何度か行っているので、とてもいい経験になったし、大いに楽しんだ!」「シミュレーターからの判断だけど、サウジアラビアのコースは相当な高速サーキットだ。高速コーナーが多く、ブラインドになっているものもある。ドライビングの面ではとても難しくなると思うし、全く新しい路面というのがさらにチャレンジングだ。今までここでレースをしたマシンはないので、路面にラバーが乗っておらず、新サーキットでよく見られるように、路面上にはターマックから染み出るオイルもあるかもしれない。したがって、僕たちはここがかなり低いグリップの市街地コースと見ていて、誰も実走データを持っていないので新たなチャレンジになる」「カタールで示したように、僕たちは新たな状況に素早く適応することができて、初日の金曜日からトップに近い位置につけられた。でも、一周の速さだけでなく、ロングランでも速さを発揮できるようにハードワークして土曜と日曜の適切なバランスを見つけ出さなければならない。また、シミュレーターで分かったのは、かなりスピードが出る一方でウォールが非常に近いので、コクピットからの景色は印象的なものになるはずだし、面白いチャレンジになるので、できる限り準備を尽くして臨まなければならない」
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