アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2021年F1ロシアGPの予選でQ2敗退を喫して12番手で終えた。FP2では3番手タイムを記録したピエール・ガスリーだったが、まさかのQ2敗退を喫することになった。敗因は1セットのタイヤだけで走行を続けることを決断したチーム側にあった。チェッカーフラッグ後、ガスリーはヘイローを殴って怒りを爆発させた。
「今日はあまり言うべきことはないけど、Q3に簡単に進めるだけの速さはあったと思うので、とてもフラストレーションがたまっている」とピエール・ガスリーはコメント。「Q1のコンディションでは本当にマシンが速く、感触もよかったので、すぐにプッシュすることができた。ただ、Q2では1つのタイヤセットで走行を続けたので、セッションの最後にはすべてタイヤを使い切ってしまった」「路面が乾いているのが見えたので、ボックスに入れるように頼んだけど、僕たちはそれをしなかった。大きなミスだったと思うけど、どのような事情だったのか、チームともっとよく話してみなければならない」「ポテンシャルを感じていた。正直、最後の2周はずっと理性を失っていた。ラップタイムで0.1秒足りなかったことがわかったけど、新しいタイヤを履けば1.5秒速く走れたと思う」「こんなポテンシャルがあるのにここまで後方で予選を終えるなんて腹が立つ。すでにQ1の段階でこのようなコンディションでもうまくやれる大きなポテンシャルがあることは分かっていた」最後の走行ではトラフィックに巻き込まれたが、Q3進出を逃したのはそれが原因ではないとピエール・ガスリーは語る。「このようなコンディションではトラフィックは常に少し厄介だけど、最終的に僕たちが通過できなかったのはそれが原因ではない」とピエール・ガスリーはコメント。「少しトラフィックはあったけど、結局はそれが問題ではなかった。問題は僕たちはボックスすべきだったのにしなかったことにある」「Q3に進出できなかったことは大きな機会損失だったけど、今は明日の決勝にフォーカスし、どれだけポジションを取り戻せるのかを考えていかなくてはならない」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿