アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの決勝レースで、エンジンに問題を抱えながらも見事3位表彰台を獲得した。スタートでセルジオ・ペレスに交わされて5番手に後退したピエール・ガスリーは、11周目にピットへ入り、ハードタイヤへ履き替える。
ランス・ストロール(アストンマーティン)のクラッシュによるセーフティカー明けのリスタートで、ピエール・ガスリーはより新しいタイヤを履いていたセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)にパスを許して5番手となる。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のリタイアによる赤旗の後、残り2周からスタンディングスタートでピエール・ガスリーは4番手からスタート。ターン1で、3番手に浮上。しかし、後方のシャルル・ルクレール(フェラーリ)と激しいバトルとなり、ファイナルラップ突入直前のストレートで一度は前に出られるも、スリップストリームに入って再び抜き返し、3位でチェッカーフラッグを受けた。「ものすごいレースウイークだった」とピエール・ガスリーはコメント。「FP3でトップになり、予選では4番手、そして今日は表彰台に上がれた。チームのみんなと喜んでいるし、素晴らしい結果だ!」「そして、レース内容も、残り2周でシャルル(ルクレール)との厳しいバトルを経て、激しく戦って手にしたポディウムだ。レース全体も激しい展開で、前を行くドライバーについていこうとしたけど、レース中盤からはエンジンに少し問題が出て、ストレートでのパワーを失い始めていたので、終盤にかけては厳しくなると分かっていた」「それでも、4番手を確保しており、リスタート後にはストレートでシャルルにパスされると思いましたが、目の前に表彰台は見えていたので、全力を尽くした。どうしても表彰台が欲しかった。僕らが好きな、激しくもフェアな戦いだった」「マシンはレースウイークを通じて素晴らしく、感触がとてもよかったので、チーム全員にとって最高の結果になった。みんなに表彰台という成果で恩返しができてとてもうれしい」「次はフランスに向うけど、今週末で何が上手くいったのかを分析し、次戦に向けてどうやってそれを活かしていくかを確認する必要がある。僕にとってはホームレースになるので、上手くいってほしいえkど、まずは今日の結果を祝いたい。もうレッドブルを1本飲んだけど、今夜はもっと飲むことになりそうだ!」 この投稿をInstagramで見る Scuderia AlphaTauri(@alphataurif1)がシェアした投稿
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