ピエール・ガスリーは、2021年の開幕戦F1バーレーンGPで有望なペースを示したアルファタウリ・ホンダF1は、ミッドフィールドのライバルであるマクラーレンとフェラーリと“すべてのトラック”で戦うことができると信じている。ピエール・ガスリーは、F1バーレーンGPの予選でQ3進出を果たし、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に次ぐ5番グリッドを獲得。マクラーレンのダニエル・リカルドとランド・ノリスを上回った。
アルファタウリ・ホンダF1のチームメイトである角田裕毅も予選Q1で2番手タイムを記録する速さを見せたが、Q2でミディアムタイヤに苦戦してノックアウトとなった。バーレーンで見せたアルファタウリ・ホンダF1の予選ペースは、ピエール・ガスリーに2021年シーズン全体でミッドフィールドのトップに立つことができるという自信を与えている。「週末を通して示したペースは僕たちがフェラーリやマクラーレンと戦っていることを示していると思うし、それはポジティブなことだ」とピエール・ガスリーはコメント。「明らかに、僕たちは彼らすべてのトラックで戦うことになると思う」13番グリッドからスタートした角田裕毅は、決勝で最終ラップにランス・ストロールを抜いてデビュー戦で9位入賞を果たしたが、ピエール・ガスリーは、11周目にダニエル・リカルドとの接触でフロントウイングを失ってピットインを余儀なくされ、最終的にギアボックスのトラブルでリタイアを喫した。ピエール・ガスリーは、アルファタウリ・ホンダF1の有望なペースが大きなポイントに変換されなかったことに失望していると語る。「マクラーレンと接触したとき、レースはほぼ終わった」とピエール・ガスリーは続けた。「フロントウィングを壊し、フロアに損傷を負って、それでおしまいだった。レースの終盤にさらに問題が発生したため、リタイアを余儀なくされた」「明らかに、フェラーリとマクラーレンとの良い戦いができていたので、とても失望している。我々は多くのポイントを逃した。」ピエール・ガスリーは、アルファタウリ・ホンダF1の改善された状態は、これから5月のF1スペインGPまでに段階的に導入がされるアップグレードによって後押しされる予定であり、来週イモラで開催されるのF1エミリア・ロマーニャGPから始まるチームの今後について励まされていると語る。「ポジティブな面を見れば、週末を通して予選で非常に強いペースを見せたと思う。金曜日のロングランは力強く見えたし、フェラーリやマクラーレンと戦っていたと思う」とピエール・ガスリーは付け加えた。「それは起こらなかったので、今は仕事を続けて次の仕事に集中し、確実にポイントに届くようにする必要がある」「僕たちは今後のレースで彼らと戦うことになると確信している」