アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、レッドブル・レーシングにいたときよりも今は“優れたドライバー”になっており、再びマックス・フェルスタッペンと同じマシンでチャンスを与えられてもいいはずだと考えている。ピエール・ガスリーは、2019年にレッドブル・レーシングに昇格したが、マックス・フェルスタッペンのペースに匹敵することができず、シーズン中盤の夏休み期間にアレクサンダー・アルボンと交代でトロロッソに戻された。
皮肉なことに、アレクサンダー・アルボンは2020年を通してピエール・ガスリーと同じように苦労し、2021年にセルジオ・ペレスと交代でテスト兼リザーブドライバーとして1年を過ごすことになった。一方、ピエール・ガスリーは、アルファタウリへと名前を変えたチームでさらにキャリアを活性化し、2020年のF1イタリアGPでのF1初勝利を含めて複数回のポイントフィニッシュを果たした。ピエール・ガスリーは、降格後の16か月で進歩しており、再びレッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンとチームメイトになった場合、短中期的にも張り合うことができると考えている。今、マックス・フェルスタッペンと同マシンの乗れば、もっとうまくやれるかと質問されたピエール・ガスリーは「同じマシンに乗るチャンスを与えられていもいいと思う。でも、それはより込み入った話だけどね。自分のスキルは分かっている」と Auto Motor und Sport にコメント。「今年のように、適切なマシンがあれば、実際に僕はうまやれる。僕はそれを示した。チャンスを得るために全開で続けていく」「僕ははるかに良くやっている。客観的に言っても、僕はより良いドライバーになっている。より一貫性があり、より多くの経験を積んでいる。2021年と翌年にはさらに良くなると思っている」ピエール・ガスリーは、2021年にダニール・クビアトの代わりにルーキーの角田裕毅をチームメイトに迎え、アルファタウリでリードドライバーとしてシーズンスタートする準備をしている。自分が改善したと思うエリアについて「F1では、経験がかなりの違いを生む」とピエール・ガスリーは説明する。「チームとよりうまく連携する方法を学んだ。周りの人からもっと多くを引き出す方法、週末のレースに向けてどのように準備すればいいか、週末に発生する可能性のある小さな問題に対処する方法をね」「正直なところ、改善できるエリアはまだたくさんある。でも、それは7回のF1ワールドチャンピオンにも当てはまることだ。ルイス(ハミルトン)と話せば、彼ももっとうまくやれるエリアがあると感じていると確信している」「これが僕たちの人生だ。他の人よりもうまくやって、自分たちをより良くするためにあらゆる細部に取り組んでいる」「F1での僕の目標はワールドチャンピオンになることです。それが僕が取り組んでいることだ」