アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F1イタリアGPでの金曜フリー走行での好ペースに誰よりも驚いているのは自分自身とチームだと語る。アルファタウリ・ホンダF1は、2020年シーズンが進むにつれて着実に改善の兆しをみせており、前戦ベルギーGPのピエール・ガスリーの8位入賞は、モンツァでのホームレースにむけての基礎として適切な出発点となった。
そして、これまでのところ、アルファタウリ・ホンダはモンツァでもパフォーマンスを発揮しており、FP1ではダニール・クビアトが4番手、ピエール・ガスリーが6番手、FP2ではピエール・ガスリーが4番手、ダニール・クビアトが7番手とプラクティスではあるものの、“ベスト・オブ・ザ・レスト”を争えるポジションにいる。「シーズン開幕以来、ベストな金曜日だった」とピエール・ガスリーは語る。「午前中は6番手、午後は4番手だった。マシンのフィーリングもよかった。プッシュできたし、いくつか良いラップも走れた。かなり快適に感じることができた」「僕たちにとってポジティブな金曜日だ。残念ながら、ロングランの最後にダンパーに関する小さな問題があった。それによって終了前に切り上げなければならんかった。でも、全体的に言えば、僕たちははかなり満足している」だが、ピエール・ガスリーでさえ、そのペースがどこから来たのか“わかりません”と語る。「まったくわからないんだ!」とピエール・ガスリーは語る。「つまり、僕たち自身でさえあの位置にいるのを見ても驚いている。ダウンフォースが非常に低いモンツァのセットアップは非常にうまく機能しているようだ」「まだ明日にむけて少し改善することができる。特に予選とレースで使うことができる新しいエンジンモードによっていくつかのサプライズがあると思っている」だが、ピエール・ガスリーは“注意深く”いなければならないと過度な期待を抱かないよう警告した。「僕たちはましっかり注意しておく必要があると思う。とても良い金曜日だったのは確かだけどね。当然、明日にむけて自信はあるけど、特に予選でのトウに関しては非常にタイトだ」とピエール・ガスリーは語る。。「僕たちはそれがどれほどトリッキーであるかを目にしている。FP2でも誰も先頭を走りたがらなかった。明日はさらに悪化すると思います。トリッキーになると思うけど、日曜日は再びエキサイティングなレースができると確信している」