アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、冬季テストから結論を出すことが難しいことは把握してはいるものの、アルファタウリ・ホンダはF1の勢力図において昨年と同じポジションにいると考えている。昨年、トロロッソ・ホンダとしてコンストラクターズ選手権6位を獲得したチームは、今年、レッドブルの衣料ブランドであるアルファタウリに名前を変更。
だが、チーム体制に変更はなく、引き続き、ホンダのF1エンジンを搭載し、ピエール・ガスリーとダニール・クビアトがドライバーを務める。冬季テストでは、マクラーレン、ウィリアムズ、アルファタウリ、アルファロメオ、ハースが0.2秒差でひしめき、ミッドフィールドバトルはさらに激しいものになると予想されている。だが、2020年のF1世界選手権は新型コロナウイルスのパンデミックによってすでに序盤8戦の延期・中止が決定。少なくとも6月まで開幕することはない。今年の勢力図について「それは常に複雑だし、冬季テスト後は多くの推測がある」とピエール・ガスリーは Canal + にコメント。「僕たちは『あのチームから0.1~0.2秒差だ』とかいるけど、各チームの本質、エンジンモードなどはわからない」「客観的に見れば、僕たちは昨年とほぼ同じだと思う。レーシング・ポイントは大幅に改善しているし、ルノーも改善したように思う。マクラーレンもまだいい感じだ。僕たちは6番手か7番手くらいだと思う。そこにはあまり焦点は合わせていない。僕たちまだレースをしたわけではないし、またプッシュしていないので、あまり意味はない。一旦それをやってみて、見てみなければならない」スーパーフォーミュラ、トロロッソ、レッドブル、そして、アルファタウリとホンダのF1エンジンを運転しているピエール・ガスリーは、ホンダの進歩を実感している。「結果自体がそれを物語っていると思う」と現在、ドバイでトレーニングを続けているピエール・ガスリーは語る。「マクラーレンのパートナーとしてF1復帰した初年度は本当に複雑だったし、トップチームと大きな差があった。今日、僕たちがいる位置を見れば、本当に印象的だと思う」「でも、僕は彼らが挽回して、最高レベルの強さを発揮することを疑ったことはなかった。ホンダはモータースポーツとF1の中で最大勢力のひとつだ。彼らはそれを証明したと思う。まだやるべき仕事はあるし、彼らもそれを認識している。日本の人々は多くの作業をしている。彼らは世界選手権で優勝するという目標を設定している。そして、そこにたどり着くために必要なことは本当に何でもしていると思う」「今のところ、彼らの仕事には本当に満足している。まだパフォーマンスは見つけられうと思うけど、彼らはそのパフォーマンスを僕たちに与えるためにベストを尽くしていることはわかっている」
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