ピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダ RB15への対応をまだ進めているところだと語る。今年、ダニエル・リカルドの後任としてレッドブルに昇格したピエール・ガスリーだが、プレシーズンテストでのクラッシュを始め、今シーズンのスタートは苦戦を強いられている。
開幕戦ではノーポイント、第2戦バーレーンでは8位と低迷したが、第3戦中国GPではようやくQ3進出を果たして6位、第4戦アゼルバイジャンGPではドライブシャッフトの故障によってリタイアとなったが、それまで6番手を走行して復調の兆しをみせた。先週末のF1スペインGPでは、ピエール・ガスリーは6位でフィニッシュ。レースの大部分で6番手を走行していたが、リスタートでは5位を目指してシャルル・ルクレールに仕掛けた失敗し、逆にケビン・マグヌッセンに迫られるという場面もあった。RB15のフィーリングについて質問されたピエール・ガスリーは「次第に良くなっていると思うけど、まだ僕の好みとまではいっていない」とコメント。「ドライビング面ではまだこのクルマにもう少し適応するために変更できることはいくつかある。作業を続くけど、まだこのクルマのポテンシャルを引き出すためにはいくつかのことがある」「僕はまだクルマやパッケージに少しアグレッシブすぎてるし、少し限界に近づいている。グリップを乗り越えるとすぐにかなりの負担がかかる」「特にトラクションの部分は改善するため僕が変えることができることがいくつかあると考えている」レッドブルのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、改めてピエール・ガスリーへの支持を表明している。「フロントウイングにデブリを拾ってしまったことでレース後半は妥協を強いられたが、彼は力強いレースを見せた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「中国は彼にとってターニングポイントだったし、彼はバクーで良い週末を過ごした。それに続き、ここでは非常に堅実な週末を過ごした」「もちろん、我々は今後は彼に前のクルマと戦ってほしいと思っている。彼は毎週進歩を果たしている」
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