ピエール・ガスリーは、レッドブルでの初シーズンとなる2019年シーズンにチームメイトのマックス・フェルスタッペンを倒すことに集中するのは“正しい目標ではない”と語る。ピエール・ガスリーは、ダニエル・リカルドのルノーへの電撃移籍を受けて、トロロッソからレッドブル・レーシングに昇格。チームがワールドチャンピオンへの期待を寄せるマックス・フェルスタッペンとチームを組む。
すぐにマックス・フェルスタッペンを倒せると思うかと質問されたピエール・ガスリーは「現時点でそれは明確な目標ではないと思っている」とコメント。「チーム内での経験は違うし、現時点で彼に焦点を合わせるのは正しい目標ではないと言える」「彼の経験、スピード、才能を生かしていくことが重要だと思う。基本的に彼は僕をツ強くして、チーム内でできるだけ素早く学び、自分のスピードを示すことができる存在だとポジティブに捉えている」「だから、それは今シーズンをスタートするためのただし目標ではない。現時点で僕は1年間フルシーズンを経験しただけだし、もちろん、学ばなければならないことはたくさんある」「今の自分が昨シーズンの終盤とは本当に異なるドライバーになっていることを期待している。僕にとって今年重要なのはチームの経験を生かしていくことだと思っている」「彼らはセブとワールドチャンピオンになったし、何年もの間トップを争ってきた。マックスの経験と彼のレッドブルとのシーズンの経験は、僕自身を成長させ続けるだけだし、シーズンを通して進化して、成長していくことで自分のポテンシャルをフルを発揮できるようになると思っている」「とにかく自分のスピードを示すためにできるだけ素早く学ぶことが重要だし、明らかにそれが結果の次に1番の目標だと言える」レッドブルは、F1プレシーズンテストを通して新しいエンジンパートナーであるホンダとの関係についてポジティブな発言を繰り返している。ピエール・ガスリーは、開幕戦オーストラリアGPに期待を寄せるのは“難しい”と認めるが、マックス・フェルスタッペンはレッドブル内のモチベーションは高まってると語る。「僕たちはここまで良い冬季テストを行ってきたと思うし、それほどトラブルも多くなかった。全員が協力して仕事をしていることにとても満足しているし、そこが重要だと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「もちろん、新しいエンジンをシャシーに統合しているけど、問題はなかったと思うし、それについてはとても満足している」「多くの走行ができたと思うし、そこはとてもポジイティブだ。でも、パフォーマンス面で僕たちがどの位置にいるかを現時点で判断するのはちょっと難しい。パフォーマンスランをする時間がなかったからね。それでも僕たちが行ってきたことには満足している」「もちろん、常に良くなっていけると思うし、全員がそう考えていると思う。ここメルボルンだけでなくてね。シーズン序盤戦で僕たちがどの位置にいるかわかってくるだろう」またホンダとの新しいパートナーシップについては「全員がとにかく非常にやる気になっているし、ポジティブだ。仕事にもとても集中している」と語った。
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