ピエール・ガスリーは、2019年にレッドブル・レーシングに加入した際、以前にドライバーを務めたセバスチャン・ベッテルやダニエル・リカルド、そして、チームメイトのマックス・フェルスタッペンとは異なる方法で独自のアプローチを磨いていくつもりだと語る。2019年、ピエール・ガスリーはルノーに2年契約で移籍するダニエル・リカルドの後任としてレッドブルに昇格する。
ピエール・ガスリーは、セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンと同じように姉妹チームのトロロッソから昇格することになるが、過去にレッドブルのリザーブドライバーを経験していたこともあり、ベストなかたちでチームに溶け込んでいくために以前のドライバーのアプローチをじっくりと見返してみるつもりだと語る。レッドブルに昇格してからの目標について質問されたマックス・フェルスタッペンは「目標は完全に違っていたので、それについてはあまり考えたくはなかった。今シーズンと比較して来シーズンに向けて異なる期待や目標を考えて心を乱したくはなかった。だから、それについてはあまり考えなかった」とコメント。「もちろん、リザーブドライバーだったときは、ドライバーの行動について本当にたくさん見ていた。仕事の仕方、週末へのアプローチの方法などね。セブがチームと仕事をしているのを見ていた。マックス、ダニエルのことも見ていた。彼らそれぞれの少し異なる個性や仕事の仕方を目にすることができた。何があまり良くないことやどのようなことをチームがそれほど好きではないこととかね」「彼ら一人一人から少しずつポジティブなものを取り入れて、仕事をしていくつもりだ・・・冬に間に来年に向けて正しいアプローチを採れるようにもっと時間をかけてみるつもりだ」ピエール・ガスリーは、今シーズン4勝を挙げたチームで新しいチャレンジを開始することに興奮しているが、トロロッソのイタリア気質のスピリットを恋しく思うかもしれないと語る。「僕はかなり感情的な方だし、GP2ではイタリアにファクトリーがあるプレマと仕事をしていた。トロロッソも同じだ。本当に情熱を感じることができる。もちろん、フェラーリとは違うけど、情熱という点ではチーム内に本当に同じものを感じることができる」とピエール・ガスリーはコメント。「感情が高ぶるときも沈むときもあるけど、とにかく続けることが大事だし、シーズンを通して様々な感情が得られるものだ。僕はそれが本当に好きなんだ。レッドブルは少し異なる。同じようになるかもしれないけど、まだわからない。そこは来年もう一度話そう」