ピエール・ガスリーは、2019年にレッドブル・ホンダでチームメイトを務めるマックス・フェルスタッペンにライバル心を燃やしている。今年、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたピエール・ガスリー(22歳)は、2019年にレッドブル・レーシングに移籍。レッドブルが将来のF1ワールドチャンピオンとして期待を寄せるマックス・フェルスタッペン(21歳)とチームを組む。
今週のF1アブダビテスト2日目にレッドブル RB14を走らせたピエール・ガスリーは、ピレリの2019年仕様の“コンパウンド5”で1分37秒916を記録。初日にハイパーソフトで記録したマックス・フェルスタッペンのベストタイムを0.31秒上回って見せた。2日間のタイムを比較することに大きな意味はないかもしれないが、来季の拮抗したチームメイトバトルを期待させる結果となった。ピエール・ガスリーは「僕の長期的な目標はスポーツで一番になることだが、1番になりたければ、1番と戦わなければならない。マックスは現時点でグリッドのベストドライバーのひとりだと思うし、彼と並んで走るのは素晴らしい機会だと思っている」とコメント。マックス・フェルスタッペンは、そんなピエール・ガスリーの加入を歓迎していると語る。「カートでの最初の国際シーズンではピエールが2位だったと思う。僕たちはシーズン全体でお互いにレースをしていたし、いくつか良いバトルがあった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「その時はあまり話はしなかった。ピエールも僕も英語がそれほど得意ではなかったからだと思う。12歳だったし、ちょっと違うよね」「その後、数年間はいつも連絡をとってきた。他のシリーズで再びめぐり合ったりするものだ。そのと、彼はレッドブルのプログラムに入った。彼はとても速いドライバーだけど、とても素晴らしい男でもある。それが重要なことだ」二人と仕事をしてきたトロロッソのチーム代表フランツ・トストは、序盤戦で二人は緊張関係を高めることになると予想する。良いパートナーシップになると期待している」とフランツ・トストはコメント。「両方のドライバーが成功したいと思っているし、遅かれ早かれレッドブルでもレース中に問題が起こるかもしれない」「だが、それはF1では普通のことだ。ドライバーはポジションを争っているし、二人とも成功したいと思っている。だが、二人ともプロなので、最高の方法で解決を解決することになるだろう」