トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1フランスGPのフリー走行1回目でタイヤルール違反によって1万ユーロ(約128万円)の罰金を科せられた。規約では、初回セッション序盤40分で使用したタイヤのうち1セットの返却を義務付けられているが、ピエール・ガスリーはそれを超過。スチュワードはトロロッソ・ホンダに罰金を科すことを決定した。
トロロッソ・ホンダは、セッション開始から37分の時点でガレージの電源が落ちてしまったことが原因だと説明した。「運悪くガレージの電源が落ちてしまい、距離測定器やタイム測定器はもちろん、無線も使うことが出来なくなった」とトロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズはコメント。「したがってレギュレーションで定められた40分の走行時間上限を終えてもドライバーにピットに戻るように伝えることが出来なかった」「ブレンドンは運よく戻ってきたが、ピエールはタイムアタックに入っていて戻ることが出来ずにペナルティーを負うことになった」ピエール・ガスリーは「FP1で8番手、FP2で10番手というのはポジティブなスタートだし、いいペースで走れていると思う」とコメント。「まだまだいいパフォーマンスが出来ると思っているので、明日はもっとペースを上げられるように頑張っていく」「今日の前半は風が強く、セッションの合間で風向きが変わるとても難しいコンディションで、正しいセッティングを見つけるのが大変だった。正しいセッティングを見つけられたと思うし、予選でいい結果を出して、母国GPを素晴らしいものにしたい」
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