ヴィタリー・ペトロフが、2011年最終戦F1ブラジルGPへの意気込みを語った。アブダビからはどのような結論が導けますか?好きなトラックだけど、遅めのトラックはR31にうまくハマらないという傾向が繰り返されてしまった。予選12番手は僕たちにできる最大限だったし、その結果には満足していた。それに来年にむけての準備で多くのことを試していたいので、それも考慮に入れなければならなかった。
レースは序盤からDRSが故障してかなり難しかった。他のマシンをオーバーテイクしてポイントを獲得するにはペースが十分ではなかったので、かなりフラストレーションが溜まるレースだった。ヤス・マリーナ・サーキットは僕たちのマシンに向いてないことはわかっていたけど、僕たちが求めていたものではなかった。アブダビのレース後はとても動揺しているようでしたが...ちょっと愚かな行動をしてしまった。とても失望していたし、疲れていた。たくさんの質問に答えなければならなかったし、どういうわかか正しく対処できなかった。でも、後からチームと会話をしてし、今はすべて問題はないよ。ロータス・ルノーGPでの2シーズン目の最後のレースです。この一年をどのように評価しますか?僕にとっては非常にポジティブなスタートだった。オーストラリアを3位でフィニッシュしたことは僕とチームの両方にとって大きな後押しになった。そのあと、かなりのレースでグリッド上位を争っていたし、多くのポイントを獲得した。十分ではなかったけどね。来年はもっと多くのことを成し遂げたいし、さらに前進するために僕たちはすでに懸命に取り組んでいる。今年のパフォーマンスには僕たち全員が失望したけど、タイヤと戦略を理解できたし、僕たちは次のキャンペーンにずっと自信を持っていると思う。ブラジルにむけてはいかがですか?インテルラゴスはマシンのセットアップが簡単ではない。限界にいると思っていても、もう少しプッシュしようとするものだし、特にターン6と7はとても特別だ。ここでのチャレンジはマシンをうまくセットアップして、土曜日と日曜日にむけてマシンを完全に準備しておくことだ。去年のように雨が降って視界とハイドロプレーニングが物凄いときもあるけど、トラックは運転するには十分に安全だ。人々はここに来ることが本当に好きだ。インテルラゴスは、小さなコーナーのあるストレート特性でとても活気のあるトラックだし、スリップストリームを見つけるチャンスを与えてくれる。ブラジルはとても特別なレースだ。2012年のプランは?僕は目標は達成するためにここにいる。全体的に気分はいいよ。最初の2年間で常に改善できたと感じているけど、序盤ほどではなかったかもしれない。まだチームとの作業やマシンを自分のために働かせる方法を学んでいるところだ。まだ100%ではないけど、ここまで来るのは難しい。まずは重要なことをしなければならないし、ブラジルで最高の走りをしなければならない。そのあと来年に目を向けるつもりだ。