2026年にF1へ新規参入する11番目のチーム、キャデラックの首脳陣がF1イギリスGPのパドックに姿を見せ、バルテリ・ボッタスを含む複数のドライバーと来季の起用に向けた交渉を行った。その一方で、現役F1ドライバー2名がセルジオ・ペレスのグリッド復帰を強く支持している。2025年にレーシングブルズからF1デビューを果たした注目の新人、アイザック・ハジャーは蘭メディア『Formule 1』の取材に対し、次のように語った。
「彼がF1レベルにあるのは間違いない。来年に向けてポジティブな話をいろいろ聞いている。何かが進行中のように思えるし、彼には明らかにその座にふさわしい資格がある」昨季末にレッドブルを離れたペレスは一時、評価を大きく下げたが、ハジャーは今になってその評価が回復していると感じているという。「チェコのことだからね。マックスの隣でかなり良い走りをしていたと思う」実際、今季のレッドブルはリアム・ローソンや角田裕毅を起用してきたが、どちらもペレスの後任として結果を残せていない。そのチームメイトだったマックス・フェルスタッペンも、ペレスのキャデラック移籍の噂についてこう語った。「うん、彼は間違いなく良い選択肢だと思う。チェコは常に非常に強かった。もちろん僕たちのチームでは難しい時期もあったけど、彼にやる気があるなら、新しいチームにとってはすごくいいドライバーになる」「フォース・インディアやレーシング・ポイント時代の彼を見れば、常に堅実にポイントを獲得していたことが分かるはずだ」