レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、2021年F1オランダGPの予選でQ1敗退を喫して16番手だった。走行が進むごとに路面状況が改善されていく度合いが大きく、後からアタックしたマシンが大幅にタイムを上る。こうした中、アタックへ向かう際のトラフィックも多くなり、セルジオ・ペレスは最終アタックに入れないままQ1を終了。トップ3まで約0.5秒差ながら、前のマシンとわずか0.041秒差で16番手となり、Q2進出を逃した。
「今日はマシンが素晴らしかったので、このような結果になってしまったことは本当に残念だ」とセルジオ・ペレスはコメント。「予選までにマシンを大きく改善できていたので、フロントローに2台のマシンが並ぶことも可能だったと思う。それだけに、こんな結果になるとは考えていなかった」「Q1の最後のアタックは、みんなピットレーンからとても時間をかけてスタートしていたため、1.5秒の差で時間切れとなり、アタックを開始することができなかった。本当に不運だったと思う」「ここからチームとして今日のことをよく振り返り、今後のレースに向けて、さらに強くなっていかなくてはいけないと思う。明日のレースではオーバーテイクが本当に難しくなる。ただ、何が起こるか誰にも分からないサーキットでもあるので、波乱を避けながら何かしらチームの力になれればと思っている」