レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、2021年F1シーズンの前半戦の内容には心に葛藤を抱えたままだと認める。フォースインディア/レーシングポイント(現在アストンマーティン)で5シーズンを戦ったセルジオ・ペレスだったが、昨シーズンでシートを喪失。アレクサンダー・アルボンに代わって、レッドブル・ホンダF1に加入することになった。
セルジオ・ペレスは、ペース面ではマックス・フェルスタッペンから少し遅れてはいるものの、F1アゼルバイジャンで優勝、F1フランスGPでの3位表彰台と、2度表彰台に立っった。F1イギリスGPでのスプリント予選でのミスでピットレーンからレースが始まるまでセルジオ・ペレスのフォームは改善しているように見えた。だが、2週間後のF1ハンガリーGPでは、1コーナーの多重クラッシュの犠牲者の一人となり、インシデントでパワーユニットが損傷を受けた結果として、シーズン後半にグリッドペナルティを受けざるを得ない状況となった。「全体像をもっと大きくしたかったと思う。ポイント、勝利、表彰台でね」とセルジオ・ペレスはシーズン前半について語った。「でも、全般的にはチームと一緒に成長できたと思う。最初の数レース、最初の10レースでお互いとマシンを知ることがターゲットだった」「全体として、結果はある意味では良くなかったと思うけど、別の意味では、ペースは見た目よりも良いと思う」レッドブル・ホンダとフェルスタッペンの尾部銃手として雇われたセルジオ・ペレスは、レッドブル・ホンダに戦略的な変数を提供した。だが、それを貫して行うことができたわけではなかった」「あちこちで非常に小さなマージンだ」とセルジオ・ペレスは推論した。「僕たちがそれらを見つけることができれば、突然、僕たちのシーズンは変わることができる」「その観点からすると、それは本当に良いことだと思う。僕たちはチャンピオンシップで3位から数ポイント(8ポイント)離れている」「なので、取るべきいくつかのポジティブがある。でも、まだシーズンのたった10レースだ。次の10レースがもっと重要だと思う」