レッドブル・ホンダF1に移籍したセルジオ・ペレスは、前所属チームのテクニカルディレクターが自身のドライビングスタイルが“極端”だと形容したことに反論した。アストンマーティンF1のテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、セバスチャン・ベッテル加入についての話のなかで、セルジオ・ペレスのような“極端なドライビングスタイル”ではないため、マシンへの対応は容易なはずだと語った。
アンディ・グリーンは、セルジオ・ペレスが「非常に極端なドライビングスタイルだったし、すべてのトラックで正しく走ることが非常に困難だった」とコメント。「特定のトラックでは輝いていたが、他のトラックでは輝いていなかった」それは公正な評価であるかと質問されたセルジオ・ペレスは、成長を続ける必要性を認めながらも、自分のスタイルは過去に成功していることが証明されていると反論した。「まあ、僕はその『極端なドライビング』のおかげで、なんとか多くのポイントを獲得してきたと思っているよ!」とコメント。「ある意味、それは過去に大いに役立ったと思う。そして、僕は毎年改善し続ける必要がある、もっと完成されたドライバーになれるようにね」「あらゆるマシンに自分自身に適応していく。したがって、どの側面で、どの部分についてかを、もっと具体的にする必要がある。“極端”には多くのことがある。誰にもわからないけどね」昨年のレーシング・ポイントのマシンと今年のレッドブルRB16Bを比較して、セルジオ・ペレスは、レッドブルを快適なマシンに仕上げたあとに達成できることに興奮していると語る。「明らかに多くの面で非常に異なっている。それぞれの車を運転する方法は非常に異なる。したがって、別のマシン、別のスタイルに適応する必要がある。でも…このマシンにはポテンシャルがある。そして、僕がこのマシンを手なずけることができれば、いい感じになるはずだ」「5レースかな。非常に異なるレース、異なるコンディションを経験すれば、マシン、チームをはるかに理解できる。5レース、本格的なレースができれば、十分なはずだ」メルセデスF1は、プレシーズンテストで風の強いコンディションに苦しんでいたが、セルジオ・ペレスは、レッドブルが開幕戦でのマシンの強さについて楽観的だ。「バーレーン周辺の風によって非常に困難なコンディションで運転した。マシンの仕上がりには満足しているし、間違いなく優れたポテンシャルがあると思う。改善するために焦点を当てるべき良い分野があるの明らかだ。でも、全体像としてはポジティブなマシンだ」