セルジオ・ペレスは、2019年もフォース・インディアに残留することを示唆している。F1は夏の“シャットダウン”期間ではあるが、2019年の“シリーシーズン”は例年にも増して激しく動いている。ダニエル・リカルドのルノー移籍、フェルナンド・アロンソのF1離脱、そして、カルロス・サインツのマクラーレン加入と次々の来季のシートのドミノが倒れ始めている。
次の注目はフォース・インディアだ。カナダの大富豪であるローレンス・ストロールがチームを管財人の管理下から救済したことで、息子のランス・ストロールは確実だと見られている。その場合、現在、フォース・インディアのどちらかのドライバーがシートを失うことになるが、セルジオ・ペレスは新しいオーナーシップのもとで残留することになりそうだ。債権者としてチームを提訴したペレスだが、その動きは結果としてチームと405名の従業員の将来を救うことになった。FOX のジャーナリストを務めるルイス・マニュエル・ロペスは「ちょうどチェコと話をしたところだ」と語る。「彼はフォース・インディアの契約自動延長のために残り数日であることを確認した」セルジオ・ペレス自身も「2019年はとても魅力的なチームになるだろう」と語っている。また、マクラーレンで誰がカルロス・サインツのチームメイトを務めるかという問題もある。マクラーレンはまだその決断を下すことはないとしている。現在、ドライバーを務めるストフェル・バンドーンはシート喪失の危機にあるとされ、育成ドライバーのランド・ノリスは後任候補に挙げられている。ストフェル・バンドーンはザウバーへの移籍が噂されている。元F1テストドライバーのバス・ラインダースは「現在の期間はストフェルのキャリアを傷つけている。彼はそれにふさわしくない」とオランダ誌 Formule 1 にコメント。「来年はもっと良くなるかもしれない。おそらく彼は別のチームにいくうことになるだろう」Auto Motor und Sport にジャーナリストを務めるトビアス・グルーナーは、エステバン・オコンがマクラーレンのカルロス・サインツのもう一人のチームメイト候補だと語る。「マクラーレンはフランス人(オコン)に手を差し伸べたと言われている」とトビアス・グルーナーは語っている。マクラーレンは、トロロッソからジェームス・キーを早期に獲得するためにランド・ノリスを引き渡す可能性が報じられており、エステバン・オコンの方がマクラーレンのシートを獲得する可能性が高いと考えている者も多い。
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