セルジオ・ペレスは、来週末の日本GPまでに契約が決まらないようであれば、フォース・インディア以外の選択肢も考えなければならないかもしれないと認めた。ここ数カ月、セルジオ・ペレスは、2017年にルノーやウィリアムズ移籍が噂されていたが、今ではそうした話は影を潜めており、フォース・インディア残留がほぼ確実な情勢となっている。
モンツァでセルジオ・ペレスは、シンガポールの週末までに計画を明らかにしたいと述べていたが、舞台裏で行われている契約の最終決定の部分で遅れが出ているようで、いまだに公式発表はされていない。 来週末までには確実に決めたいというセルジオ・ペレスだが、もし日本までに契約が決まらなければ、他の場所に目を向けることも考えざるを得ないと警告している。 「僕はどうしてもF1でキャリアを続けたいと思っているので、これ以上長くは待てない」とセルジオ・ペレスは述べた。「来週までには全て片付くと考えている。そうならない理由はないけど、僕は何かを発表できる立場ではないからね。これは過去の経験から知ったことだけど、成立するまではまだ何も確定ではないんだ。サインして初めて完了といえる」 「今、僕が考えているのは1チームだけだ。他にもテーブルにオプションは並んでいる。かなり興味深いものがね。でも、今の僕は1チームとうまくいくことを望んでいる。それが来週末までにまとまらなければ、他のものも検討しなければならなくなるだろう」 10月末に控える母国メキシコGPまで発表を待つ可能性を尋ねると質問されたセルジオ・ペレスは「そこまではちょっと待てない」とコメント。「引き延ばせば伸ばすほど、選択肢は減っていくからね。人はいつまでも待ってはくれない。僕の将来を決めるのに来週はかなり重要な1週間になる」 度重なる延期に、早期決着を求めるセルジオ・ペレスだが、現在の状況については心配していないと語る。「スポンサーの関係で、僕の契約はかなり複雑なんだ。まずはそっちが先に契約して、全て正しいことを確認しなければいけない。早くまとまればいいと思っている。そうでないといろいろ難しいことになってしまうからね」 「心配はしていない。僕は有利な立場だ。ありがたいことに引く手あまただから、僕は自信を持って仕事に集中するだけでいい。もし最後に思い通りにいかなかったとしたら、他の場所を考えなければならない」