セルジオ・ペレスは、苦戦を強いられているマクラーレンに移籍したことを一切後悔していないと主張した。セルジオ・ペレスは、ルイス・ハミルトンの後任としてマクラーレンとの契約にサインした際に競争力の高いマシンに乗れることを期待していたと認めるが、後悔はまったくないと述べた。、「フロントローを争えると思っていたけど、そこからは程遠い」とセルジオ・ペレスは AP通信 にコメント。
「このポジションになるかもしれないとサインする前に教えられていたとしても、サインしたと思う。他のチームに入って勝つよりも、マクラーレンと今のポジションになる方が数百倍マシだ」チーム代表のマーティン・ウィットマーシュやチームメイトのジェンソン・バトンは、マクラーレンが復調するまではしばらく時間がかかると考えているが、セルジオ・ペレスはマクラーレンがスランプから脱出できることを確信。また、競争力が高かった2012年マシンの再投入するというアイデアにも抵抗はないようだ。「新車にはポテンシャルがあると思うし、きとんと理解して力を最大に引き出せるようにしないといけない。でも、僕たちは、勝つことを望んでいるし、勝てるようにするためには何だってやるつもりだ」マクラーレンのスポーティングディレクターを務めるサム・マイケルは、現在のマシンに“28A”と呼べるような大幅な変更を施す可能性を示唆しつつも、今のところはMP4-28に集中していると述べている。「(2013年型マシンの開発が)シーズンを通して最大のチャンスをもたらしてくれると考えている。まさに今この瞬間、我々はすべての努力をそのために費やしている」