パスカル・ウェーレインが、メルセデスの後ろ盾を失うことになる可能性が報じられている。2018年にザウバーのシートを失うことが確実視されているパスカル・ウェーレインだが、メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ランス・ストロールのチームメイトとしてウェーレインを考慮するべきだとウィリアムズに推薦している。
現在、メルセデスの育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインだが、ザウバーとウィリアムズがノーと言った場合、メルセデスの後ろ盾を失うことになるかもしれない。パスカル・ウェーレインについて質問されたトト・ヴォルフは「ウィリアムズが残るための唯一の選択肢だ」とドイツメディアにコメント。「彼らは数名のドライバーを検討している。パスカルにもチャンスがあるが、我々がやってきたこと以上にやれることはない」「どこかの時間でドライバーは自分の足で立つ必要がある」先週、ロバート・クビサとポール・ディ・レスタの“シュートアウト”を実施したウィリアムズだが、チーフテクニカルオフィサーを務めるパディ・ロウは、パスカアル・ウェーレインも候補のひとりであることを認める。「パスカルについて話をすれば、我々は全てのレースで彼のドライバーを見ているので、テストをする必要はない」とパディ・ロウはコメント。しかし、パディ・ロウは、メインスポンサーのマルティーニの希望を考慮しなければならないと認める。アルコールブランドであるマルティーニは、マーケティング的に25歳以上のドライバーを望んでいる。「そうだ」とパディ・ロウは認める。「だが、私はマルティーニがドライバーが我々にとっていかに重要かを認識していると確信している」「我々はスポンサーにとって最も効果的なものではでく、結果という点でベストな選択肢を選ぶだろう」トロ・ロッソ移籍の噂もあったパスカル・ウェーレインだが、それはレッドブルによってはっきりと否定されている。レッドブルのヘルムート・マルコは「個人的にパスカルとの関係はない。とにかく我々にはメルセデスのジュニアのための場所はない」
全文を読む