富士重工業株式会社は、2017年4月1日付(予定)で、社名を「株式会社SUBARU」(英文表記:SUBARU CORPORATION)に変更することを臨時取締役会で決議た。今年6月28日開催予定の定時株主総会で定款変更が承認されることを条件として、社名変更を実施する。同社は、1917年に創設された飛行機研究所(後の中島飛行機株式会社)を源流とし、幾多の変遷を経て1953年に現在の富士重工業株式会社として設立されました。
その後、1958年発売の軽自動車「スバル 360」に端を発するスバルブランドの自動車事業を中心に、航空宇宙、産業機器などの各事業を発展させてきた。現在、スバルの自動車事業は世界 90 カ国以上に展開しており、2017 年 3 月期は初の年間販売台数 100 万台超え(連結販売台数 1,050 千台)を見込むなど、世界各国のお客様のご支持のもと、力強い成長を続ている。2014 年5月に発表した中期経営ビジョン「際立とう 2020」では、2020 年のありたい姿を「大きくはないが 強い特徴を持ち 質の高い企業」と定め、その実現に向けて“スバルブランドを磨く”と“強い事業構造を創る”ことに取り組んでいる。同社は「今回、創業 100 周年を機に、長年皆様に親しまれてきた社名を変えてブランド名と統一させる目的は、この“スバルブランドを磨く”取り組みをさらに加速させ、スバルを自動車と航空宇宙事業における魅力あるグローバルブランドとして成長させることにあります。引き続き、「株式会社SUBARU」においても、経営理念である「“お客様第一”を基軸に『存在感と魅力ある企業』を目指す」ことを堅持し、長年培ってきた「安心と愉しさ」という固有の価値をお客様に提供し続けることで、更なる持続的成長を目指してまいります」と述べた。