日産は、ルマン24時間に参戦する「ニッサン-デルタウイング」をイギリスのスネッタートンでテストした。ヨーロッパでの初テストなる今回のテストでは、マリノ・フランキッティとミハエル・クルムがデルタウイングのステアリングを握った。雨が降り最悪なコンディションだった午前中に走行を行ったマリノ・フランキッティは、初のウェットでの走行がチームに重要なデータを提供し、今後の開発のために明確な方向性を与えたと述べた。
「今日は、母なる自然が僕たちに恩恵を与えてくれた。ウェットで走れたのは素晴らしいことだった」とマリノ・フランキッティはコメント。「現実世界のシチュエーションでウェットタイヤを試すことができた。トラックを濡らす必要はなかったし、しっかりしたウェット、雨だったよ。本当に重要なデータが得られたし、今後の開発のための明確な方向性をミシュランに提供してくれた」欧州日産のゼネラルマネージャーを務めるダレン・コックスは「アメリカでのテストは、最初の基礎準備には、安定した予測可能なものだったが、この刺激的なマシンはフランスの田園地方でレースをすることになる」とコメント。「今日は、チーム全体が6/16〜17に直面するであろうコンディションを味わえた。ノーフォークの雨はあまり楽しくない場合があったが、レースを終えるために非常に大きなチャレンジに直面することになるプロジェクトとマシンにとっては起こり得る最高の状況だった」関連:日産、ル・マン参戦マシン「日産デルタウイング」を発表
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