FIAは、2014年にスタートするフォーミュラEのレースをローマの市街地で開催することを発表した。 電気自動車で争われる新しいチャンピオンシップであるフォーミュラEは、世界中の様々な都市の中心部での開催を予定しており、初年度となる2014年の最終戦はリオデジャネイロでの開催が決定している。1日(土)、フォーミュラEはカンピドリオ で記者会見を開き、最新の主催都市としてローマでの開催を発表した。
以前、バーニー・エクレストンは、ローマでのF1開催に興味を示していたが、実現には至らなかった。しかし、FIAのジャン・トッド会長は、フォーミュラEのラウンドにローマを含めることに成功。フォーミュラEホールディングスのアレハンドロ・アガグCEOは、フォーミュラEの成功にとってこの発表は重要だと述べた。「チャンピオンシップにとって素晴らしいニュースだ」とアレハンドロ・アガグはコメント。「ヨーロッパで決まった最初の都市だ。南アメリカでは1都市がすでに発表されている。リオデジャネイロだ。その他にも5〜6都市を発表する準備を進めているが、今回の最初の発表は我々にとって重要な瞬間だ」「特にローマのような都市では、多くの遺跡を背景とした素晴らしいショーが約束されているし、本当に興奮している」 F1は、アメリカでの地位再建に乗り出したばかりだが、フォーミュラEであれば、誕生の瞬間から存在感を示すことができるとアレハンドロ・アガグは述べた。「アメリカでは2レースの発表を予定している。どちらもアメリカの大都市だ。本当にエキサイティングなことだ。チャンピオンシップはアメリカ国内で多くの関心を集めており、彼らの電気自動車とクリーンモビリティへの情熱は非常に高いと認識している」関連:FIA、EVレース“フォーミュラ E”を2014年から開催へ
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