ARTは、チーム代表がFIA会長ジャン・トッドの息子であるニコラス・トッドだとしても、2011年のF1グリッドの無料チケットを与えられるとは考えていない。数週間前に2011のF1エントリーを申請したことを発表したARTは、ジャントッドの息子ニコラス・トッドがチームの共同オーナーを務めている。ニコラス・トッドは、FIAと家族的な繋がりがあるため13番目のF1グリッドを勝ち取る最有力候補であるとの噂に応えた。
「父は決して馬鹿ではない」とニコラス・トッドは Auto Hebdo にコメント。「我々にとっては、批判されないために最善を尽くすこと以上にさらにうまくやる必要がある」「我々の調査資料は、他よりも良いものでなければならない。FIAからのギフトは期待していないし、全く正反対だ」ARTは、すでにユーロF3、GP2、GP3でレースをしている。ニコラス・トッドは、フェラーリのフェリペ・マッサだけでなく、現在ARTからGP2に参戦し、フェラーリのドライバー開発プログラムに所属するジュール・ビアンキのマネジメントを行っている。ジュール・ビアンキは、今週初めにヴァッレルンガでフェラーリのF2008のステアリングを握った。ニコラス・トッドは、ARTがフランスチームとしてF1に参戦し、フランス人ドライバーを能勢チアと考えていることを認めた。「そうなればより楽しいだろうね」とニコラス・トッドは語る。「フランスの技術パートナーとならさらにいいんえ。フランスは、非常に高いレベルの人材と企業が多く集まっている」「我々の実力をイギリス人に示すことができると思っている」関連:ARTグランプリ、2011年のF1エントリーを申請