NBAの元スーパースター、コービー・ブライアントが1月26日(日)、ロサンゼルス郊外で発生したヘリコプター事故で死くなった。享年41歳。レジェンドの死にF1を含めたモータースポーツ界からも哀悼の意が寄せられている。ロサンゼルス郡保安官事務所によると、墜落事故は26日の朝、霧の中のロサンゼルス西のカラバサスの傾斜地で発生。コービー・ブライアントは、13歳の娘とともに搭乗していたが、乗客は全員死亡したという。
レイカーズで5度のNBA制覇を成し遂げ、これまで数々の伝説を残してきたレジェンドは、2020年のバスケットボール殿堂入り候補に選ばれていた。事故の原因については現在も調査中とのことだが、突然の悲劇に全世界に衝撃が走っている。6回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、ソーシャルメディアで「我々の偉人の一人を失ったと聞いて悲しいです。コービー・ブライアントは、偉大なアスリートの一人であり、私を含む多くの人々になインスピレーションを与えてくれました。彼の家族と彼を尊敬している世界中の人々のために深く悲しんでいます。彼と娘が安らかに眠れますように」とコメントを発表。ジェンソン・バトンは「安らかに眠れ。今まで生きてきた最高のスポーツマン/アスリートの一人。私の心は彼の家族とこの恐ろしい事故に巻き込まれたすべての人々とともにあります」とコメント。MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスは「言葉になりません。レジェンド。あなたがスポーツのために行ったすべてに感謝します。あなたの遺産はバスケットボールを超えています」と述べた。その他、マクラーレン、アルファロメオ・レーシングといったチーム、セルジオ・ペレス、カルロス・サインツといったドライバーがSNSを通じて哀悼の意を示している。