「Juju(じゅじゅ)」こと野田樹潤(13歳)が、2020年に欧州・デンマークにおいて開催されている「F4 Danish Championship(デニッシュ F4チャンピオンシップ)の全8大会24戦に参戦することが発表された。「F4 Danish Championship」は、2014年、FIA(国際自動車連盟)が定めたFIA-F4の国際基準に基づくレース。日本をはじめ、イギリス、イタリア、ドイツ、デンマーク、オーストリア、スペイン、アメリカ、メキシコ、オーストラリア、中国、ブラジル、アルゼンチンなど世界28カ国で開催されている。
「F4 Danish Championship」は、世界で開催されているF4レースでも14歳のドライバーが参戦できる数少ないレース。参戦するチームはこれまでの日本国内と同じ「NODA Rasing」、デンマークの首都コペンハーゲンの南西にいつする同国第二の都市オーフスを拠点とする。体制は、監督に野田英樹、メカニックはU17や全日本F3でともに戦ったメンバーとなる。車両は「Maygale」製のシャシーに、「ルノー製」2リッターエンジンを搭載。ピレリ製タイヤによるワンメークとなっている。2019年の「F4 Danish Championship」は、デンマーク国内とノルウェー合わせて4か所のサーキットを舞台に24戦が行われ、14名のドライバー(うち女性ドライバー2名)が出場している。Jujuは、2019年12月まで岡山国際サーキットなどでF4車両によるトレーニングを行い、明年1月にはデンマークに入り、テスト走行を重ねて4月の開幕戦に備える。Juju「レースを始めたのが3歳、プロのレーシングドライバーになると決意したのが5歳のときでした。これまでにキッズカートでのチャンピオンや、本当には大人しか出場できないカテゴリーで優勝(賞典外)もでき、そして何よりも将来の目標を目指して、上のクラスのマシンにも乗って日々の練習を繰り返してきました。その結果、9歳のときにF4マシンに乗ることができ、10歳でF3マシンでフォーミュラU17でレース活動をできるよになりました。これもご支援いただきましたT-point様やミキハウス様を始めとするスポンサー、メディア、岡山国際サーキット、U17の参加者、いつも応援してくださっているファン、NODA Racingのメカニックやスタッフ、友人、家族、学校、たくさんの皆さんの支えがあったからこそです。今季でU17の参戦は卒業となります。これまで本当にありがとうございました。伝えきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。そして、来年からまた新しい挑戦が始まります。今は期待と不安が入り混じっています。参戦するデンマークF4選手権は、3オフィシャルテスト走行と8大会24レース。これまでとは比べものにならないほどハードなスケジュールになりますが、大好きなレースにこの年齢でも沢山出させてもらえる国に行けることがとても楽しみです。初めての国で、速くて若いドライバーたちが競い合っている選手権ですので苦戦する場面もあると覚悟しています。私のことをわかってくれている父との約束「負けても負けても諦めない」という気持ちを胸に、精一杯自分らしく走り、一歩一歩前進することで最終的には必ず勝ち上がって、皆さんの期待に応えたいと思っています。そして私の活動が、少しでも後に続く人たちの夢や目標、勇気となり、世の中の美さん案い感動をお伝えできる事になると嬉しいです」野田英樹(NODA Racing チーム監督)「これまでJujunoチャレンジにきゅかんし、ご支援を承っておりますミキハウス、T-Point様始め協賛各社、彼女の活動を世界に発信してくださっているメディア各位、いつも温かく声援を送ってくださるファンの皆様に御礼いたします。このフォーミュラU17を通してJujuは多くを学び、大きく成長しました。このレースイベント自体が今後も継続していく事でJujuに続く夢をもったドライバーが誕生してくれる事であろうと期待しています。加えて、モータースポーツファンのシニア層が他のsメルイベントとしても発展を遂げてほしいと願っております。2020年Jujuは、ヨローッパというステージで、デンマークF4選手権にチャレンジします。これまで年齢が規定に満たないという理由で、走る場所やレースなど限られた条件の中でのレースでした。来シーズンは環境が多いく異なる中で、年間を通じて多くのレースに参戦することになるため、前半戦はとにかく悔しく辛いチャレンジが続くことも予想されます。しかし、Juju持ち前の強い決意とドライバーとしての才能は、疑うよりはありません。必ずひとつひとつ壁を乗り越える事でしょう。なぜなら「負けても負けても諦めない」からです。NODA Racing監督として、Jujuを精一杯サポートし、Jujuの才能をさらに引き出し、勝利を掴みたいと思います。父親として3歳でレース活動を始めてJujuがこのよに成長してくれたことに対してこれほど幸せなことはありません。また、レースをとして親子のコミュニケーションを図ってこれたことも幸せなことだったと思います。Jujuの実力と年齢から言って、私自身が何かできるのもあと少しの限られた時間になってきたと思います。だからこそ、悔いのないよう精一杯本気で夢の後押しをしたいと思います。ぜひ大きな可能性を秘めたJujuをこれまで通り温かい目で見守り、応援してください」木村皓一(株式会社ミキハウス 代表取締役社長)「『F1レーサーを目指したい』『負けてもあきらめない』。当時、小さな体で、大きなフォーミュラカーを乗りこなし、まっすぐなまなざしで夢を語る姿に感動しました。命に関わるスポーツですが、とにかく無事に、大きな夢を追いかけてほしいと思っています。14歳になって年齢制限のある日本を飛び出し、待ちに待った海外への挑戦。世界の若きライバルたちと切磋琢磨しながら、世界のトップ舞台を目指し、表彰台でそのまっすぐなまなざしに会える日を楽しみにしています株式会社Tポイント・ジャパン「Tポイント・ジャパンは、これからの未来を担う若手レーシングドライバーであるJuju選手へのフォーミュラに欠ける想いに共感し、2018年よりサポートさせていただいています。2020年シーズンも今まで以上に各なきチャレンジをし続け、そして最高のパフォーマンスを繰り広げられることを期待し、Juju選手の活躍を応援いたします」