マーチが、2010年のF1世界選手権のエントリーを提出したことが明らかになった。現在マーチの名称権を保有するアンドリュー・フィットンが、FIAに2010年F1世界選手権のエントリーを提出。申請がFIAに受理された。マーチ・エンジニアリングは、現FIA会長のマックス・モズレー、アラン・リース、グラハム・コーカー、ロビン・ハードによって1969年に設立された。マーチという名称は、上記創業者4名の頭文字に由来する。
1989年には日本人実業家の赤城明がマーチを買収し、その後レイトンハウスとして参戦。1992年はマーチの名称に戻ったものの、その年限りでF1撤退。チームは消滅していた。これで2010年のF1エントリーを提出したチームは、既存10チーム、USF1、プロドライブ、ローラ、ライトスピード、マーチの15チームになった。2010年のF1参戦枠は13チーム。2010年のエントリーリストは6月12日(金)にFIAから発表される予定だ。
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