F1のチーム代表らが4日、FOTAの会議のためにスイスのジュネーブを訪れた。F1の全10チームの代表は、バーニー・エクレストンの提案した「メダル」制について初めて話し合うとともに、予選方式の変更も検討する予定である。しかし、FIA会長のマックス・モズレーは、チームが有効な節約提案を出すことができなければ厳格な措置をとると警告しており、緊急の議題はコスト削減となる。
モズレーはすでにエンジンの標準化を進めており、FOTAは来週のFIA世界モータースポーツ評議会までに包括案をまとめなければならない。フェラーリのスポークスマン、ルカ・コラジャンニは「2009年に関しては多くのことが決まっているが、2010年と2011年はコスト削減とショーの改善のためにさらに多くのことが決まるだろう。これらが主な方針だ」と語った。今回の議題の中で最も抜本的な提案は、2011年に2.4リッターV8エンジンから低燃費の1.8リッター・ターボエンジンへの移行だと見られている。現在のエンジンより燃料が約30%良くなるため、レース中の給油禁止が可能になるかもしれない。
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