ブリヂストンのタイヤ開発本部長を務める浜島裕英が、F1日本GP初日のフリー走行を振り返った。今回の日本GP用のドライ・コンパウンドはグルーブに色が付けられている。ミディアム・コンパウンドは緑のグルーブが4本、ソフト・コンパウンドは緑のグルーブが3本と白のグルーブが1本。これは、FIAとブリヂストンが共同で展開している「MAKE CARS GREEN」キャンペーンの訴求活動の一環になる。
「今日はサーキットもグリーン、我々ブリヂストンのタイヤのグルーブもグリーンでした」と浜島裕英はコメント。「最初は路面のグリップが良くなかったですが、週末を通して改善していくでしょう。ミディアム・コンパウンドが非常に安定した性能を発揮しました。今あるデータでは、これがレース・タイヤに適していると思われます。最初の数周はソフト・タイヤの方がラップタイムにおいて有利で、今日はトヨタのティモ・グロックがこのタイヤでとても良いラップタイムを記録していますので、予選で好んで用いられると思います。リヤタイヤの方がフロントタイヤよりも摩耗が大きかったようです」「予想通り長い左コーナーの100Rがタイヤのマネージメントやセットアップに大きく影響を与えていますので、今週末、チームがどのようにこのチャレンジングなコーナーに対応していくかというのが興味深い点です」
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