国際自動車連盟(FIA)は、レーシングドライバーがF1グランプリに出走するために必要なスーパーライセンスの価格を値上げした。2007年シーズンまでは、スーパーライセンスを取得するために、まず基本料として1,690ユーロ(約26万円)、さらに直近のレースでポイントを獲得したドライバーは、基本料に加えて、“獲得ポイント数×447ユーロ(約7万円)”を支払う必要があった。
2006年にタイトルを獲得したフェルナンド・アロンソを例にすると、6万2,000ユーロ(約946万円)を支払って2007年のスーパーライセンスを取得していたということになる。しかし、イギリス誌「Autosport」によると、世界モータースポーツ評議会(WMSC)は、この金額の値上げを決定したようだ。基本料は1万ユーロ(約153万円)、そして獲得ポイント分は、2,000ユーロ(約31万円)に値上げされるという。この価格で、2007年のワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンが、2008年のスーパーライセンスを取得するには、実に23万ユーロ(約3,580万円)を支払わなければならないことになる。
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