ニューズ・コーポーレーションがF1買収に関心を示すなか、F1のオーナーであるCVCキャピタル・パトナーズは「F1は売りに出ていない」と主張した。4日(火)、メディアグループのニューズ・コーポレーションは、イタリアの投資会社エクソールと共同でF1買収を計画していることを正式に発表した。CVCは、ジェイムズ・マードックの会社から「友好的な」アプローチを受けたが、彼はF1が現在売り物ではないことを理解していると認めた。
だが、CVCは「投資家候補としてのエクソールとニューズ・コーポレーションの品質」を認めていると述べた。CVCは声明のなかで「CVCは、最近エクソール・ニューズコーポレーション・コンソーシアムからアプローチを受けたことを認める」と述べた。「ジェイムズ・マードックは、ごく予備的な段階での友好的なアプローチであり、彼らはF1がCVCによって所有されており、現在は売り物ではないことを理解していると伝えてきた」「CVCは、エクソールとニューズ・コーポレーションが投資家候補として優れていることを認める。しかし、F1への投資はCVCの同意が必要であり、それがF1と株主全体にとって利益になることが証明される必要がある」