ブリヂストンは、2008年F1の10戦から14戦までのタイヤ割当を発表した。ドイツGPでは、ハードとミディアムの組み合わせが初めて適用される。今年のドイツGPはホッケイハイムで開催される。昨年はここでレースが行われておらず、このサーキットでこれらのタイヤが使われるのも初めてとなる。初開催となるヨーロッパGPでは、ソストとスーパーソフトがチョイスされた。
ベルギGPとイタリアGPでは、ハードとミディアムの組み合わせとなり、昨年のミディアム&ソフトより、硬い側のタイヤへ変更になった。ハンガリーGPは昨年と同様、ソフトとスーパーソフトの組み合わせとなる。浜島裕英 ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長「今年の最初の7戦で収集したデータから、次の5戦で使用するタイヤを決定しました。これらのレースうち、注目すべきはバレンシアとホッケンハイムです。昨年はホッケンハイムでレースがなかったため、現在のタイヤでレースをするのは初めてとなります。バレンシアは新しい市街地コースなので、データがない。コース特性を学ばなければならないので、みんなにとっては興味深いでしょう。スパとモンツァに関しては、2007年のミディアムとソフトの組み合わせから、1段階硬い方に変更しました。これは昨年のデータを分析して変更しました。この2つのトラックでは我々が予想していたよりもタイヤに厳しかったからです。最後の4戦のタイヤの組み合わせに関しては、今後また発表いたします」2008年中盤戦のタイヤコンパウンド第10戦 ドイツGP ハード&ミディアム第11戦 ハンガリーGP ハード&ミディアム第12戦 ヨーロッパGP ソフト&スーパーソフト第13戦 ベルギーGP ソフト&スーパーソフト第14戦 イタリアGP ハード&ミディアム